
マウンテンバイクとロードバイクの比較1
今回は、ロードバイクとマウンテンバイクの違いについて、比較してみたいと思います。
マウンテンバイクは、タイヤが太く厚く、パンクにも強く、めったにパンクしません。
マウンテンバイクは、丈夫で障害物に強い分、車体が重く、タイヤの摩擦も大きいので、ギアを最速にしてもあまりスピードがでません。
サイクリングには、あまり向かない自転車で、マウンテンバイクという名前だけあって、登山や悪路の移動に向いています。
一方、ロードバイクは、一つ一つの部品が、効率よく力が伝わるようにできている、「超高性能のスポーツバイク」なので、スピードがでて、乗ってみると風をきるように、爽快にサイクリングできます。
主に車道や舗装された道路の走行に適していて、車道や舗装された道路なら、まさに「風を切って疾走る」という感覚を体感できます。
以下に、対象的な2つの自転車、ロードバイクとマウンテンバイクの違いについて、各部位毎に比較検証していきたいと思います。
ブレーキ
マウンテンバイクは、ブレーキが強く、両手のブレーキを全開で同時にかけると、前につんのめってしまうくらいの強力な急ブレーキが掛かり、山などの坂道では、下りでも上りでも、これが強力な武器になります。
入門用のマウンテンバイクに採用されているVブレーキと、一般的なマウンテンバイクに採用されているディスクブレーキがあります。
Vブレーキはクロスバイクにも採用されているブレーキで、強力なブレーキになります。
そのVブレーキよりも一層強力なブレーキがディスクブレーキです。
一部のロードバイクにも採用されているそうですが、強力なブレーキで、他のVブレーキのように、回転する車輪の側面をブレーキのパッドで、挟み込んで摩擦で止めるタイプではなく、車輪の中心部分を制御するタイプなので、制動力が全く違います。
一方、ロードバイクは、多くのロードバイクに採用されているキャリパーブレーキです。
原理はVブレーキと同じ、「回転する車輪の側面をブレーキのパッドで、挟み込んで摩擦で止めるタイプ」ですが、ブレーキ本体のアームがVブレーキよりも短く、少ないワイヤーの引きしろで本体を制御でき、速度調整に優れているそうですが、ブレーキの制動力は弱くなります。
ただし、ロードバイクはドロップハンドルなので、ブレーキの握りが、マウンテンバイクやクロスバイクのようにT字型ハンドルと違い、扱いにくく、ブレーキを握りにくいという問題で、ブレーキが弱くなるという部分もあるようです。