自転車の注油について2
今回は、以前に書いた「自転車の注油について」の続きを書いてみたいと思います。
間違った油の差し方をしてる人、居ませんか?
正しい油の差し方、教えます。
自転車の注油を、ギアチェーンにする時は、後輪のギアチェンジ部分に、注油するのが一般的ですが、これはあまりお勧めできません。
完全に間違った注油をしているわけではないのですが、この注油の仕方だと、ギアチェンジ部分の余分な油が、タレて車輪のブレーキとの接触部分に付着して、「ブレーキが効かなくなる」、あるいは「ブレーキが効きづらくなる」ことがあります。
恐ろしいのは、後輪にタレた油が付着しても気が付かないで、自転車に乗って、スピードにのった状態でブレーキをかけても、ブレーキが効かなくて、交通事故を起こす可能性があるということです。
ブレーキが効かなくて、止まれずに、人に追突して相手に怪我を負わせたり、交差点などで車に轢かれてしまうといった、「大きな事故を起こしてしまう」または、「大きな事故にあってしまう」可能性があるということです。
交通事故の加害者にも被害者にもなり得るということです。
こういった危険を防止するためにも、写真のように「ギアチェンジ部分に油を掛ける」のではなく、「チェーンの下に布を当てて、油をチェーンに掛ける」方法がお勧めです。
この方法ならば、必要以上に余分な油がチェーンに付着することはなく、チェーンに付着しなかった油は、布が吸収してくれるので、油がタレて車輪に付着することはないので、ブレーキが効かなくて事故を起こす可能性は、なくなります。
次回、注油する時には、是非やってみてください。