マウンテンバイクとロードバイクの比較4

今回も、ロードバイクとマウンテンバイクの違いについて、比較してみたいと思います。

マウンテンバイクは、タイヤが太く厚く、パンクにも強く、めったにパンクしません。

マウンテンバイクは、丈夫で障害物に強い分、車体が重く、タイヤの摩擦も大きいので、ギアを最速にしてもあまりスピードがでません。

マウンテンバイクは、サイクリングにあまり向かない自転車で、マウンテンバイクという名前だけあって、登山や悪路の移動に向いています。
 

マウンテンバイク画像
 

一方、ロードバイクは、一つ一つの部品が、効率よく力が伝わるようにできている、「超高性能のスポーツバイク」なので、スピードがでて、乗ってみると風をきるように、爽快にサイクリングできます。

主に車道や舗装された道路の走行に適していて、車道や舗装された道路なら、まさに「風を切って疾走る」という感覚を体感できます。
 

ロードバイク画像
 

以下に、対象的な2つの自転車、ロードバイクとマウンテンバイクの違いについて、各部位毎に比較検証していきたいと思います。

服装

マウンテンバイクは比較的軽装です。

マウンテンバイクの場合、山や渓谷などの地形で利用することが多いので、ヘルメットと肘当て等のプロテクターを身に着けて、リュックなどを背負っているのが一般的で、坂道や障害物のある悪路で使用することになるので、転倒や落石による怪我に備えて、最低限の保護具を身に着けておいた方がいいでしょう。

リュックにはパンクに備えて、簡易のパンク修理キットをいれ、遭難に備えて、チョコや飴などの非常食を入れておくと万全です。

服は、動きやすい、Gパンやスポーツウェア等のカジュアルな服が多いです。

山や渓谷などには、ヒルやアブなどの害虫が潜んでいるので、あまり素肌があらわれないようにするのが安全です。

イメージで言うと「あまり高度の高くない、日帰りの登山用の服装ぐらい」と考えれば、ちょうどいいのかもしれません。
 

マウンテンバイク服装画像
 

一方、ロードバイクの服装は、凝ると重装備になります。

ロードバイクの服装は、本格的な格好になります(あくまで任意で、「買う」「買わない」は、本人の意志になりますが)。
あまり、ラフな格好でロードバイクに乗っている人は見かけません。

ロードバイクに乗っている人は、大体がサイクルショップなどで売っている、レーサーパンツにサイクルジャージ、ビンディングシューズ、サングラス、サイクルヘルメットの重装備です。

その分、自転車以外の装備にも、費用がかかるということです。
 

ロードバイク服装画像
 

ライト

マウンテンバイクもロードバイクもスポーツタイプ全般の自転車には、ライトが付いていいません。

まして、早く疾走ることを目的とするロードバイクは、徹底的に車体を軽量化し、疾走るのに最低限必要の無い部品を取り除いているので、ライトは付いていません。

ただし、マウンテンバイクもロードバイクも、付属品として、別に購入したライトを、取り付ける事ができます。

必要なら、サイクルショップなどで付属品として購入し、取り付けましょう。

簡易のものでいいならば、現在は100円ショップで購入することもできます。