経費削減案8個により会社を収益改善する方法、教えます。

「収益がのび悩み苦しんでいる会社」や「経費削減をしたいと悩んでいる経理部門や営業部門のかた」いませんか?

その案、教えます。

「でも、収益改善のために設備投資や人手をふやすなど、多額の資金が必要なんでしょ?」と、疑っているかたもいると思います。

その心配はありません。

多額の費用をかけず、経費削減案によりムダな費用をへらすことで収益をあげる方法を教えます。

人でいうなら、『余計な贅肉をおとして、筋肉だけのムダのない引き締まった体』にします。

以下に収益改善のための経費削減案8個を解説いたします。

1.交通費削減(案1)

外回りの訪問先への電車とタクシーの併用などは、電車と自転車を併用すればタクシー代の経費削減になります。

タクシーで帰る場合には、タクシー手配料も上乗せされ、往復の移動料金にさらに経費があがります。

複数の訪問先がある場合などは、自転車であればまち時間もなく、スムーズに移動できます。

2.遊興費削減(案2)

意味のない飲食代、例えば上司が部下に打ち合わせと称して会社の経費でおとすなどは、会社にとっては完全にムダな経費です。

本当に必要な食事を伴う打ち合わせなら、上司が自分の自腹をきって食事を奢ればいいだけの話で、食事代のせいぜい数千円さえも渋るような上司は、部下に尊敬されないのでたいしてパフォーマンスを発揮しません。

部下に打ち合わせと称して食事を奢るなどの経費は、削減するべきです。

3.人件費削減(案3)

簡単な事務処理などのルーチンワークは、業務の外注化や人件費がやすい派遣社員を導入し、人件費をさげましょう。

4.時間外労働の禁止(案4)

時間外労働の時間外手当は通常労働時間の1.25倍で、休日出勤だと1.50倍と、時間外労働は割増賃金を払わないといけません。

この割増賃金分は収益を圧迫します。

割増賃金以上の収益をあげられる時間外労働ならばいいのですが、本来時間内でおわらせられる作業を、ダラダラやったために時間内でおわらせられず、時間外労働分の割増賃金を払うのでは本末転倒で収益を圧迫します。

こうならないためには人事評価制度が重要です。

5.人事評価方法の変更(案5)

上記の時間外労働をへらすこととリンクしているのですが、割増賃金をへらすことで人権費を抑えるためにも、いままでの「ながく働く人を評価する」という評価方法を見直して、「時間内におわらせた人を評価する」という評価方法に変更し、賞与を与えるようにする。

これからは、いままでの総労働評価ではなく、労働生産性評価にきりかえないといけません。

いままでの「1ヶ月の労働生産量がたかい人」を評価するのではなく、よりすくない時間でたかい生産性をあげる「労働生産性のたかい人」を評価すようにしないといけません。

いままでの「質より量」の評価から「量より質」の評価に人事評価制度をきりかえないといけません。

6.電気代の削減(案6)

電気代は1ヶ月でみるとたいしたことはありませんが、年間でみると固定費になるので、じわりじわりと収益を圧迫していきます。

そして、これを数年単位でみると、さらに事業運営に影響を与えています。

夏の冷房費、冬の暖房費などとくに電気代がかかるものは、エアコンの購入費と購入後の電気代の変化を考慮して、消費電力のすくないエアコンに買い換えるというのも方法の1つです。

大事なのは省エネエアコン導入後の数年単位のランニングコストと省エネエアコン購入費の相関関係で「どちらが割安か?」を考えることが必要です。

7.優秀な人材の登用(案7)

優秀な人材は、経費をへらすアイデアをだしてくれるので、たとえいちじてきに人件費があがってもアイデアを導入したことで経費がへれば、労働生産性はあがります。

さきほど、人件費を削るようにいいましたが、優秀な人材を採用し報酬を払うのはコスト(費用)ではなくレセプト(収益)です。

年功序列で出世したおおくの経営者(社長)が、人件費をコストと考え「人件費は削れるだけ削れればいい」と考えている人もいますが、それは間違えで、確かに何も考えずに同じことをくり返すような人はコストですが、新しいアイデアを考えて労働生産性をあげる優秀な人材はレセプト(収益)です。

武田信玄はいっていた「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
 

武田信玄
 

8.優秀な人材に任せてみる(案8)

優秀な人材には、なにも任せないで今まで通りのことをさせるのではなく、任せてみて労働生産性をあげるアイデアをださせれば、いままでやっていたことをより短時間で出来るようになるので、時間外労働がへり経費を抑えられます。

武田信玄はいっていた「信頼してこそ、人は尽くしてくれるものだ」

以上が経費削減案8個です。

明日から導入できるものもあるので、まずは出来るものからやってみてください。