「自転車の簡単メンテナンス(ネジ増し締め編)」
自転車のメンテナンスについて、おろそかにしている人、居ませんか?
簡単なメンテナンスの方法、教えます。
自転車のメンテナンスは、いくつかポイントがあり、今回は「ネジの増し締め」について解説してみたいと思います。
定期的にサイクルショップ等で、メンテナンスしてもらうのが一番いいのですが、今回は自分でできる簡単なメンテナンスの方法を教えます。
特に、クロスバイクやロードバイクは、振動吸収力が弱いので、走行中に振動が大きくなり、振動によりネジが緩んでしまいます。
そのため、緩んだ分のネジを「増し締め」する必要があるのです。
自転車のネジは、普通のネジ穴の物もありますが、六角のネジ穴なども有るので、自分の自転車のネジ穴を確認して、該当の六角レンチをホームセンターなどで購入しましょう。
今なら、品質にこだわらない場合、100円ショップで購入することもできます。
大きく分けて、ポイントは、ハンドル、ブレーキ、ペダル、サドル、キーロック、スタンドになります。
ハンドル
ハンドル部分は特に大事な部分が多く、ハンドルの中心、ベル、ライト、ブレーキレバーなどです。
ハンドルの中心にあるネジが緩んでしまうと、ハンドルを左右に動かした時に、自動車のハンドルで言う「あそび」が出来てしまうので、自転車では反応が遅れて危険です。
忘れずに、増し締めしましょう。
ブレーキ
ブレーキは、調整が難しいので、緩んでいるようなら、サイクルショップで専門家にお願いしましょう。
ペダル
ペダルは、ペダルフレームの根本のネジになります(ただし、ここは専用の工具が必要になる可能性が高いので、工具を持っていなければ、購入するか借りてきましょう)。
サドル
サドルは、該当の自転車に複数の人が乗ることになるので、逐次ネジを締めないといけませんが、乗る人が固定しているなら、定期的に増し締めしましょう。
サドルは、安全にかかわる大事な部分ですので、事故を防ぐためにも、忘れないようにしましょう。
キーロック
キーロックは、錠によって変わりますが、盗難防止のためにも、定期的に増し締めしましょう。
スタンド
スタンドは、簡単にできますし、重要な箇所でもないので、気がついたときにでも増し締めしましょう。
以上、「自転車の簡単メンテナンス(ネジ増し締め編)」でした。