クロスバイクとロードバイクの比較2
今日は、前回のクロスバイクとロードバイクについて比較の続きをしてみたいと思います。
クロスバイクは、一つ一つの部品が効率よく力が伝わる「高性能のスポーツバイク」なので、スピードがでて、見た目もいいので、乗ってみると風をきるように、爽快にサイクリングできます。
しかし、ロードバイクは、そのクロスバイクを一層高性能にした「超高性能のスポーツバイク」なので、スピードがでて、乗ってみるとクロスバイ以上に風をきるように、爽快にサイクリングできます。
カゴ
クロスバイクにもロードバイクにも、基本的にカゴは付いていません。
前提として、「クロスバイクにもロードバイクにも、カゴは無いもの(手荷物は持っていないもの)」という前提条件なのでしょう。
逆に言えば、「クロスバイクやロードバイクに乗るなら、荷物は置いていきましょう」という概念すら感じます。
カゴが付いているロードバイクは、殆ど見たことがありません。
しかし、クロスバイクは、多様性があり、機種が豊富なので、一部カゴが付いている機種もあります。
荷物があるのであれば、クロスバイクやロードバイクに乗るのはやめて、シティバイクにするか、コインロッカーなどに荷物を預けてから、クロスバイクやロードバイクに乗るようにした方が懸命です。
あるいは、体に取り付けられるタイプのリュックなどを用意しましょう。
タイヤ
クロスバイクは、機種によってタイヤの性質が違います。
タイヤの太さや大きさ、厚さ、スポーク(車輪の中心から、タイヤに向かって張り巡らされている、針金のような棒)の数などです。
クロスバイクでも、よりシティバイク(ママチャリ)に近く「ややスピードを犠牲にして、強度が高く、乗り心地が良い」という特長があるものと、クロスバイクでも、よりロードバイクに近く「強度や乗り心地を犠牲にして、スピードがでる」という特長があるものとがあります。
タイヤが、シティバイク(ママチャリ)寄りのクロスバイクで、太く厚ければ、衝撃に強く、衝撃を吸収してくれ、悪路や段差でも影響なく走れ、パンクにも強くなります。
反対に、タイヤがロードバイクに寄りのクロスバイクで、タイヤが細く薄くなるほど、車体が軽くなるので、スピードがでます。
一方、ロードバイクはあまり多様性はなく、細くて薄くて軽い「スピードをだすためのタイヤ」です。
そのため、段差や障害物の衝撃が、直に腕に伝わるので、車道などの整備された道路しか走れません。
スポークの数も、クロスバイクより一層少なく、その分衝撃を分散できないので、衝撃にも弱く、フレームも曲がりやすいです。
ライト
繰り返しになりますが、徹底的に車体を軽量化し、疾走るのに最低限必要の無い部品を取り除いた、早く疾走ることを目的とするロードバイクには、ライトは付いていません。
一方、クロスバイクは、ライトが付いていないものが多いですが、多様性があるので、ライトが付いているのもあります。
ただし、クロスバイクもロードバイクも、付属品として、別に購入したライトを、取り付ける事ができます。
必要なら、サイクルショップなどで付属品として購入し、取り付けましょう。