「クロスバイクとシティバイク(ママチャリ)の徹底比較検証(服装編)」
クロスバイクは、ロードバイクとシティバイク(以降ママチャリ)の中間に位置して、ロードバイクに比べるとスピードはでませんが、乗りやすく、初めてクロスバイクに乗った方でも30分ほど乗っていれば乗り慣れる、一つ一つの部品が効率よく力が伝わる「高性能のスポーツバイク」です。
一方、ママチャリは、安価でそこそこ丈夫ですが、車体が重く、一つ一つの部品の力効率も悪く、スピードがでません。
しかし、汎用性があり、世界中どこにでもあり、乗りやすく誰でも乗れます。
以前にもクロスバイクとママチャリとの比較をしてみましたが、ロードバイクとママチャリの中間に位置する『クロスバイク』と『ママチャリ』は、見た目でも性能でも違うので、今回は、「実際に何が違うのか?」各部位ごとに徹底比較検証してみたいと思います。
クロスバイクの服装
クロスバイクの場合、服装は一般的なカジュアルな軽装で、Gパンなどの動きやすい服装です。
ただし、安全面と見た目を考え、自転車用のヘルメットにスポーツサングラス等のオプション品は装備する人もいます。
サラリーマンなどは、スーツ姿で乗っています。
自転車先進国、ヨーロッパなどの外国などでは、スーツ姿でクロスバイクに乗った人を、よく見かけます。
そのぐらい、ヨーロッパでは、自転車が一般的で、生活に根付いています。
動きにくい、スーツ姿で乗れるくらいに、クロスバイクは乗りやすい自転車でもあるということです。
ロードバイクのように、サイクルショップなどで売っている、レーサーパンツにサイクルジャージ、ビンディングシューズ、サングラス、サイクルヘルメットの重装備は、必要ありません。
その分、クロスバイクは、ロードバイクのように、自転車以外の装備には、あまり費用がかからないということです。
ただし、ロードバイク寄りのクロスバイクは、車体を軽くするため、チェーンカバーが無いので、ズボンの裾などの服が巻き込まれやすくなっています。
ロードバイク寄りのクロスバイクに乗る時は、お金をかけた服装はいりませんが、最低限「動きやすく、ダボ付きの少ない、巻き込まれ難い服装」で乗るか、スーツ姿などで乗る時は、裾バンドを着けましょう。
ママチャリの服装
一方、ママチャリは、特に決まっている服装はありません。
本当に何でも良いので、ジャージ姿の人もいれば、スーツ姿の人、私服、作業着等、何でも良いので、それだけ生活に密着していて、扱いやすいという側面もあるのでしょう。
ママチャリには、一般的にカゴも有るので、服をカバンに入れて、着替えることも出来ます。
ママチャリは、誰でも乗れて誰でも運転できるので、動きやすい服装のほうが良いですが、例え動きにくい服装でも乗れてしまうぐらい乗りやすい自転車です。
戦国時代の軍隊で例えれば、クロスバイクの格好が「比較的軽装の武士の武装」なら、ロードバイクの格好は「大名クラスの見栄えも重視した上級武士の絢爛豪華な武装」で、ママチャリの格好は「一領具足(いちりょうぐそく)の半農半兵である足軽兵(民兵)の武装」というところでしょう。