「ロードバイクとシティバイク(ママチャリ)の徹底比較検証(ライト編)」
ロードバイクは、クロスバイクよりも高性能な「超高性能のスポーツバイク」なので、スピードがでて、乗ってみるとクロスバイ以上に風をきるように、爽快にサイクリングできます。
一方、シティバイク(以降ママチャリ)は、安価でそこそこ丈夫ですが、車体が重く、一つ一つの部品の力効率も悪く、スピードがでません。
しかし、汎用性があり、世界中どこにでもあり、乗りやすく誰でも乗れます。
今回も、ロードバイクとママチャリについて「実際に何が違うのか?」各部位ごとに徹底比較検証してみたいと思います。
ロードバイクのライト
ロードバイクのようにスポーツタイプ全般の自転車には、ライトが付いていません。
ただし、ロードバイクは、付属品として、別に購入したライトを、取り付ける事ができます。
必要な場合、一般的なものなら、サイクルショップなどで千円から5千円位で売っているので、付属品として購入し、取り付けましょう。
付属品として購入したライトは、ドロップハンドルの根本に取り付けることが多いので、サイクルショップなどで購入した時に、そのまま取り付けもお願いしたほうが、手間が省けます。
ただし、購入するならLEDライトの方がおすすめです。
LEDライトは、熱量が低く、白熱灯よりも電気が熱に変換される割合が低く、その分、光に変換される割合が高くなるので、少ない電気で、より強力な光を放つことができます。
ライトには主に「充電式」と「電池式」がありますが、LEDライトなら、どちらも長持ちします。
簡易のライトでいいならば、現在は100円ショップで購入することもできます。
ママチャリのライト
一方、ママチャリには、ライトが付いている方が一般的です。
しかし、ママチャリに付いているライトは、電池式のライトではなく、ダイナモ発電式ライトと言われる、自走発電式のライトが一般的です。
このライトは、ほとんどのママチャリに付いているライトで、ママチャリには、このライトをつけるための台(フレーム)が溶接されています。
このライトは、安価で電池がいらず、自転車を漕いでいれば半永久的に発光できますが、とにかく重く、うるさく、発光にムラがあるので、とても不便です。
しかも、このライトは、自転車を漕ぐ力を電気変換して発光しているので、ただでさえライト自体重いのに、自転車の漕ぐ力も発光に取られているので、自転車のスピードが大きく下がります。
その上、ダイナモ発電式ライトは、発電時の電気抵抗も大きいので、自転車を漕ぐ力が余分に電気に取られてしまいます。
さらに自走発電式のライトは、肝心の障害物や遠方を照らしたいのに、自転車が止まったり、スピードが下がったら、発光が停止したり弱まったりして、目的のものに照射できないことがあります。
やはり、「維持費や購入価格をおさえるためのライト」と捉えると、性能を重視しないママチャリには、最適なライトなのかも知れません。
ただし、今は100円ショップで、それなりに良いライトが買えるので、そちらを付けて、併用した方が懸命です。