クロスバイクとロードバイクの比較4
今日も、クロスバイクとロードバイクについて比較の続きをしてみたいと思います。
クロスバイクは、一つ一つの部品が効率よく力が伝わる「高性能のスポーツバイク」なので、スピードがでて、見た目もいいので、乗ってみると風をきるように、爽快にサイクリングできます。
しかし、ロードバイクは、そのクロスバイクを一層高性能にした「超高性能のスポーツバイク」なので、スピードがでて、乗ってみるとクロスバイ以上に風をきるように、爽快にサイクリングできます。
価格
クロスバイクとロードバイクでは、価格が全然違います。
ロードバイクは、完全に趣味の世界で、最低10万円~になり、高いものだと100万円以上するものまであります。
高価な車にお金をかける、趣味の世界と同じです。
高価だということは、その分、盗難に遭いやすいということでもあり、防犯対策に、さらにお金がかかります。
ただし、もっと安いロードバイクもありますが、見かけはロードバイクでも、性能は値段相応のものになってしまいます。
一方、クロスバイクなら、最低4万円前後~になります。
ロードバイクの半分くらいの価格が目安となります。
服装
服装などもロードバイクは、本格的な格好になります(あくまで任意で、「買う」「買わない」は、本人の意志になりますが)。
あまり、ラフな格好でロードバイクに乗っている人は見かけません。
ロードバイクに乗っている人は、大体がサイクルショップなどで売っている、レーサーパンツにサイクルジャージ、ビンディングシューズ、サングラス、サイクルヘルメットの重装備です。
その分、自転車以外の装備にも、費用がかかるということです。
クロスバイクなら、背広でも普段着でも構いませんし、Gパンなどの動きやすい服であれば、なお良いです。
ただし、ロードバイク寄りのクロスバイクは、車体を軽くするため、チェーンのガードレールが無いので、ズボンの裾などの服が巻き込まれやすくなっています。
ロードバイク寄りのクロスバイクに乗る時は、お金をかけた服装はいりませんが、最低限「動きやすく、ダボ付きの少ない、巻き込まれ難い服装」で乗るか、裾バンドを着けましょう。
スタンド
ロードバイクは、車体を軽くするため、スタンドが付いていません。
ロードバイクは、ママチャリには常備されている「チェーンのガードレール」や「泥除け」、「カゴ」、「荷台」、「スタンド」など、疾走るに必要のないものは、極力省いて、車体を軽くして、スピードをだそうという作りです。
ロードバイクを停めるには、自分でスタンドを携帯しているか、壁などに立てかけます。
一方、クロスバイクには、スタンドが付いているのが一般的で、ママチャリのような後輪を浮かせるスタンドは付いていませんが、棒状のスタンドが、片側に一本付いているのが一般的です。
ロードバイクよりのクロスバイクにも、「泥除け」や「チェーンのガードレール」は付いていませんが、スタンドは付いています。
以上、4回にわたって、クロスバイクとロードバイクの各項目を比較してみました。
クロスバイクやロードバイクの購入時などに役立てて下さい。